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最も輝いた日本人選手は誰!? ベルギーリーグ活躍度ランキング1〜5位。文句なしの1位は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:岡崎慎司


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年4月16日
所属クラブ:シント=トロイデン(12位)
22/23リーグ戦成績:30試合1得点3アシスト

 日本代表としても長くプレーした岡崎慎司は、昨年8月にシント=トロイデンに移籍。契約締結発表の翌日に行われたリーグ第5節、オーステンデ戦でいきなりフル出場を果たすと、以降リーグ戦すべてのゲームでピッチに立った。30代後半という年齢を考えると、見事な成績だ。

 ゴール前で体を張り続ける泥臭いストライカーというイメージが強い岡崎だが、今季途中からは本職ではないインサイドハーフ起用がメインとなった。1得点3アシストとゴールに直接絡むことは少なかったが、味方からタイミングよくパスを引き出すなど、何度も攻撃の起点に。また、これまでのキャリアにおいても光っていた守備時の献身性は今も健在であり、積極的なプレスから最終ラインのサポートまで、幅広い部分で貢献している。監督からするとありがたい“働き者”だったと言っていいだろう。

 岡崎はもともとシント=トロイデンに1年契約で加入しており、契約満了に伴い今季限りでクラブを去ることが濃厚となっている。次なるプレーの場は不透明だが、確実に言えるのは、今季フル稼働し30代後半にしてインサイドハーフという新境地を開拓した男が、まだまだスパイクを脱ぐべきではないということだ。

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