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最も輝いた日本人選手は誰!? ベルギーリーグ活躍度ランキング1〜5位。文句なしの1位は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:渡辺剛


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年2月5日
所属クラブ:コルトレイク(14位)
22/23リーグ戦成績:34試合1得点0アシスト

 昨年冬にFC東京からコルトレイクに移籍した渡辺剛の評価は急上昇中だ。在籍2年目の今季はベルギー国内のフィールドプレーヤーとして唯一のリーグ戦全試合フル出場を果たし、クラブの残留の立役者となっている。

 身長186cm・体重80kgの体格を誇る渡辺のパワーは海外の屈強な選手にも通用している。今季は元ベルギーリーグ得点王で2m超えのポール・オヌアチュ(シーズン途中にヘンクからサウサンプトンに移籍)を完封することもあった。スタッツにも渡辺の強さと守備対応の良さはしっかりと現れており、インターセプト数、タックル数、空中戦勝利数、デュエル勝利数の全てでチームトップに君臨。タックル数以外ではリーグのトップ10にも名を連ねている(データサイト『Sofa Score』を参照。スタッツは17日時点)。まさに守備の要だ。

 そんな渡辺に対しては、国内の強豪クラブも興味を示しているようだ。ベルギーメディア『HNL』によると、今季のレギュラーシーズンを5位で終えたヘントが日本人DFに対し250万ユーロ(約3.5億円)のオファーを提示したという。これに対しコルトレイクが最低400万ユーロ(約5.6億円)を要求したとされているため、移籍が実現するかは微妙なところだが、いずれにせよ渡辺への期待感は大きい。

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