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海外サッカー 11か月前

最高額は誰だ! 日本人サッカー選手、歴代移籍金ランキング1~10位。中田英寿を上回るのは?

シリーズ:日本人移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:冨安健洋(とみやす・たけひろ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
移籍先:ボローニャ→アーセナル
移籍日:2021年8月31日
移籍金:1860万ユーロ(約26億円)

 日本代表のこれからを担っていくであろう守備職人、冨安健洋が4位にランクインした。同選手は元日本代表DF井原正巳率いるアビスパ福岡でプロデビューすると、その後シント=トロイデン→ボローニャと着実にステップアップ。日本代表においても欠かせない存在となった。

 そんな冨安は2021年夏、右サイドバックの補強を急いでいたアーセナルに加入。1860万ユーロ(約26億円)という移籍金が支払われた。この金額は、2012年にドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川真司を抜き、プレミアリーグ所属クラブに移籍した日本人選手の中でトップとなっている。

 冨安はミケル・アルテタ監督の下ですぐにレギュラーに定着した。怪我に悩まされることもあったが、1年目ながらプレミアリーグ21試合に出場。今季はウィリアム・サリバの台頭などを受けベンチスタートとなることがほとんどだったが、ピッチに立てば高いパフォーマンスを発揮していた。しかし、現地時間3月16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16の2ndレグ、スポルティングCP戦で右膝を負傷。手術は無事成功したものの、今季の残り試合を全て欠場することになってしまった。それでも、加入からこれまでの活躍を考えれば、すでに移籍金以上の働きを見せていると言っていいだろう。

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