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プレミアリーグ 11か月前

的中した?プレミアリーグ順位予想「答え合わせ」【11~20位】降格予想が当たったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フラム


【写真:Getty Images】


監督:マルコ・シウバ
シーズン前予想順位:17位
最終順位:10位(15勝7分16敗)

 今季のプレミアリーグでサプライズを巻き起こしたクラブの1つがフラムだ。

 フラムは昨夏の移籍市場でジョアン・パリーニャ、ウィリアン、アンドレアス・ペレイラ、ベルント・レノ、イッサ・ディオプ、カルロス・ヴィニシウスら確かな実力と経験を持った楽しみな選手を積極的に補強。そのため、ぎりぎりではあるものの、昇格1年目での降格は免れるだろうと予想していた。しかし、そんな彼らのほとんどが期待値以上の働きを披露するなど、結果としてフラムは残留争いとは無縁のシーズンを過ごしている。これは予想外だった。

 イギリスメディア『inews』によると、今季のフラムはリーグ戦全38試合中、半分以上で先制ゴールを挙げ、そのうち15試合で勝利を収めていたとのこと。マルコ・シウバ監督の元、昨季のチャンピオンシップ(2部)で106得点を叩き出したほどの攻撃的サッカーが、1部でもその力を示したと言える。また、今季のフラムはビッグ6相手に1勝(第7節チェルシー戦)しかできなかったが、とくに下位チームからはしっかりと勝ち点を奪えており、それもトップ10入りの大きな理由となった。

 3月のFAカップにおいてエースのアレクサンダル・ミトロビッチが主審に対する抗議と暴力行為で退場となり、その後8試合の出場停止を余儀なくされたのは誤算。同選手が問題なく稼働できていれば欧州カップ戦出場もあり得ただけに、悔やまれる。それでも、トップ10入りは立派な成績だ。

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