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インテル、CL決勝予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。13年ぶり悲願へ【欧州CL決勝】

シリーズ:予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

CF:ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン代表/背番号10)

インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月22日
22/23欧州CL成績:12試合3得点3アシスト

 インテル加入1年目より10番を背負うアルゼンチン代表FWは誰もが認めるチームのエースだ。今季はセリエAでナポリのヴィクター・オシムヘンに次ぐ21得点を挙げ、アシストも6つ記録。いずれもチームトップの数字を残し、攻撃を牽引してきた。身長は高くないが分厚い体格を活かしてポストプレーをこなし、そこから華麗なターンで前を向くことも可能。裏へのスピードやシュートテクニックも高水準だ。

 今季はここまで公式戦全試合出場と皆勤賞。チャンピオンズリーグ(CL)での得点数は3に留まっており、リーグ戦での数字と比べるとやや物足りなさもあるが、決勝で強敵マンチェスター・シティからゴールを奪い、クラブを優勝に導けばそれもさほど気にならないだろう。ワールドカップに続くビッグタイトルは、目の前まで迫っている。

CF:エディン・ジェコ(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表/背番号9)

インテルに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ
【写真:Getty Images】

生年月日:1986年3月17日
22/23欧州CL成績:12試合4得点1アシスト

 37歳になってなおトップレベルでのプレーを続ける鉄人ストライカー。今季は公式戦50試合以上に出場して14得点をマークしている。長いキャリアにおいて初となるチャンピオンズリーグ(CL)・ファイナルの舞台でもロメル・ルカクを抑えてスタメン出場することが濃厚で、2010/11シーズンから2014/15シーズンまでを過ごした古巣マンチェスター・シティ相手からのゴールが期待される。

 とくに今季後半戦は決定力という部分で不満を感じさせることもあったが、チームへの貢献度は文句なし。身長193cm・体重80kgの体格とポジショニングセンスを生かしたクオリティーの高いポストプレーや前線からの献身的な守備と、いぶし銀の働きで存在感を発揮している。先日には元チームメイトのセルヒオ・アグエロから「シティが注意しなければならない選手の1人」と太鼓判を押された。

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