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サッカー日本代表は3月から何が変わった? ゴール量産、パラドックス的解決策とは

text by 編集部

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【写真:田中伸弥】



6-0の大勝「相手が弱い、簡単だと言われるかもしれませんが…」

 サッカー日本代表は15日、キリンチャレンジカップ2023でエルサルバドル代表と対戦し、6-0で勝利している。3月はウルグアイ代表と1-1で引き分け、コロンビア代表には1-2で敗れており、昨年のFIFAワールドカップ後初勝利を収める結果となった。6-0という大勝の裏には、どのような変化があったのだろうか。



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 試合は早々に決着がついた。「本当に最初の3分間で、この試合の展開はほぼ決まってしまった」と敵将のウーゴ・ペレス監督が試合後に話した通り、開始1分のゴール、エルサルバドル代表DFロナルド・ロドリゲスの退場処分と日本代表のPK成功で勝敗は決した。その後は日本代表が1人少ないエルサルバドル代表を攻め続け、6得点を奪う結果となった。

 当然、エルサルバドル代表が試合のほとんどを10人で戦ったことが、日本代表が大勝を収めた大きな要因の1つ。ただ、10人の相手に攻めあぐねるというのは、17年前の日本代表がワールドカップで経験していることでもある。そういった状況でも得点を重ねることができたのはプラスに捉えていいだろう。

 3月の2試合に続いてディフェンスラインを統率した板倉滉は「すごく成長したというのは難しい」と言いつつも、「なるべくテンポを落とさず、パススピードを速くという部分を意識しながらできたのは良かった」と評価する。三笘薫も「相手が弱い、簡単だと言われるかもしれませんが、そんなことはありません。(6得点の大勝は)自分たちが作り出したものなので、そこは評価しなければいけない」と振り返っている。

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