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サッカー日本代表が警戒するペルー代表

　サッカー日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2023でペルー代表と対戦する。世界的なスター選手こそ不在だが、ペルー代表はFIFAワールドカップカタール2022南米予選で10チーム中5位に食い込んだ。19日に行われた前日会見で、森保一監督は「非常に強いチームだという認識を持っています」と評している。

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　オーストラリア代表との大陸間プレーオフをPK戦の末に落とし、本大会には出場することができなかったが、南米予選ではコロンビア代表やチリ代表を上回る成績を残している。

「何が強いのかと言いますと、強固な守備があって非常に失点が少ないチームで、強固な守備から鋭いスピードのある攻撃、ダイレクトに相手ゴールに向かっていくダイナミックな攻撃を仕掛けられるチームだと思っています」（森保監督）

　南米予選後半は堅い守備でロースコアに持ち込んで勝ち点を重ねていた。さらに、3月にはワールドカップベスト4のモロッコ代表と0-0で引き分けており、今月16日に韓国代表を1-0で撃破している。日本代表にとっては決して簡単な相手ではないはずだ。

　韓国代表には15本ものシュートを浴びた（『FOX SPOTS』を参照）が、森保監督は「長距離移動や時差、気候の違いという部分でコンディションは100％じゃなかったのかなと思ってみていました」と話す。20日の日本代表戦は韓国代表戦より良いコンディションで臨めると想定されるため、「韓国戦の時よりもペルー代表が強いチームになっているという覚悟を持って、明日の試合に臨みたい」と警戒心を強めている。

（取材：元川悦子、文：編集部）

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