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最強の補強は? サッカー選手新戦力能力値ランキング11~15位【23/24プレミアリーグ】

シリーズ:23/24能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:アシュリー・ヤング(エバートン/元イングランド代表)

エバートンに加入したアシュリー・ヤング
【写真:Getty Images】


生年月日:1985年7月9日
前所属:アストン・ヴィラ(イングランド)
移籍金:契約満了によるフリー移籍
22/23リーグ戦成績:29試合1ゴール0アシスト

 13位にはアストン・ヴィラからエバートンに移籍したアシュリー・ヤングがランクインした。現在38歳の同選手はプレミアリーグで通算400試合以上に出場。マンチェスター・ユナイテッド、インテルではリーグ優勝を経験している大ベテランだ。

 この元イングランド代表はこれまで多くのチームで様々なポジションで起用されてきた。当初は両サイドのウイングでプレーしていた同選手だが、マンチェスター・ユナイテッド時代にモウリーニョ監督によって左サイドバックにコンバートされた。以降左サイドバック(または左サイドハーフ)を主戦場としてきたが、昨シーズン所属したアストン・ヴィラでは主に右サイドバックでプレーした。ゴールキーパー以外ほぼ全てのポジションでプレーできるユーティリティー性は非常に魅力的だ。

 ウイング時代に培ったドリブル技術や正確なクロスといった高い「攻撃」性能と、モウリーニョの元で強化した対人「守備」は能力値にも表れている。「攻撃」の数値は「75」、「守備」の数値は「77」。攻守にバランスの良い数値構成と言えるだろう。

 昨季、熾烈な残留争いに巻き込まれ17位でフィニッシュしたエバートン。プレミアリーグ発足から1度も降格経験のない特別なチームに、経験豊富なイングランド人は勝者のメンタリティを伝えることができるか。

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