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23/24シーズンの開幕を間近に控え、新加入選手がどのような活躍を見せるのか、気になるファンも多いだろう。フットボールチャンネルでは昨季までのスタッツを分析し、サッカー選手の能力を数値化。ここでは、プレミアリーグの各クラブに加わった新戦力の能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。フィールドプレーヤーのみ)
15位:マフムド・ダフード(ブライトン/ドイツ代表)
生年月日:1996年1月1日
前所属:ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
移籍金:契約満了によるフリー移籍
22/23リーグ戦成績:9試合0ゴール1アシスト
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昨季クラブ史上初となる欧州カップ戦出場権を獲得したブライトンは、夏の移籍市場でチームの司令塔アレクシス・マック・アリスターを失った。その大きな穴を埋めるために、クラブが獲得したのがドイツ代表MFマフムド・ダフードだ。昨季まで在籍したボルシア・ドルトムントでは6シーズンで公式戦141試合に出場。ボランチとして、その高い足元の技術と運動量でチームを支えた。
シリア生まれドイツ育ちの27歳はセンターミッドフィルダーに必要な能力を高いレベルで兼ね備えている。特に「81」を記録した「スキル」には注目だ。細かいボールタッチとボディフェイントで相手のプレスを回避し、狭いエリアでも簡単にボールを失わない。また両足を遜色なく使うことができるため長短のパス精度が高い。アタッキングサードでボールをキープして味方に良質なパスを供給できるダフードは、ポゼッションサッカーを志向するブライトンにぴったりの選手だ。
身長178cm・体重68kgと比較的小柄な同選手だが「フィジカル」のポイントは「82」。フィジカルコンタクトの激しいブンデスリーガでも当たり負けせずボールを繋いだり、相手のチャンスの芽を潰していた。強度の高いプレミアリーグでもそのインテンシティの高さを発揮してくれるだろう。負傷の影響で出場数が激減し、不本意な結果となってしまった昨季を挽回するプレーをイングランドでは期待したい。