フットボールチャンネル

海外サッカー 8か月前

大ピンチ…。今冬の戦力ダウンが濃厚なビッグクラブ5選。アジア杯、アフリカ杯の影響を受けるのは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

トッテナム(イングランド)

トッテナムのソン・フンミン
【写真:Getty Images】


今季リーグ戦順位:2位
22/23リーグ戦順位:8位
予想される冬の離脱選手:ソン・フンミン、イヴ・ビスマ、パペ・マタル・サール

 アフリカネイションズカップ、アジアカップによって3人の主力選手の離脱が予想されるトッテナムも厳しい冬を迎えそうだ。

 昨季はリーグ戦36試合に出場して10得点6アシストを記録した韓国代表FWソン・フンミンは、それまでのエースFWであったハリー・ケインがバイエルン・ミュンヘンに移籍した関係で、今季は左WGではなくセンターフォワードのポジションでも出場している。

 第4節バーンリー戦ではセンターフォワードとして出場すると3得点を決める大活躍でチームの勝利に貢献。今夏に新加入したMFジェームズ・マディソン、右WGデヤン・クルゼフスキらとともに攻撃陣の中心プレイヤーとして欠かすことのできない存在となっている。

 今シーズンよりトッテナムの新キャプテンに就任したソン・フンミンだが、アジア杯で韓国代表に招集される可能性が非常に高く、トッテナムは貴重な戦力を一時的に失うことになる。センターフォワードの控えにはブラジル代表のリシャルリソンがいるが、彼がエヴァートン時代のような安定感を発揮できればソン・フンミンの代役となりそうだ。

 また、中盤でダブルボランチを組むコートジボワール代表のイヴ・ビスマ、セネガル代表パペ・マタル・サーもアフリカ杯でそれぞれの代表に招集されそうだ。ビスマは22/23シーズンのリーグ戦出場時間が1003分、サーに至っては212分のみの出場であったが、今シーズンから新監督に就任したアンジェ・ポステコグルーの抜擢でダブルボランチとしてスタメン出場を続けている。

 来年冬頃には、前十字靱帯断裂の大怪我を負ったMFロドリゴ・ベンタンクールの復帰が予想され、ピエール=エミール・ホイビュアらMF陣は健在なので人数の問題はなさそうだが、今夏からトッテナムを率いるポステコグルーは1月をどう乗り切るだろうか。Jリーグでは横浜F・マリノス、スコティッシュ・プレミアシップではセルティックを優勝させた辣腕に期待だ。

【関連記事】
【グループリーグ順位表】UEFAチャンピオンズリーグ23/24
【全試合日程・結果・放送予定一覧】UEFAチャンピオンズリーグ23/24
優勝候補はどこだ! 欧州CL戦力値ランキング1~10位【23/24】

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top