3位：久保建英

生年月日：2001年6月4日
所属クラブ：レアル・ソシエダ（スペイン）
市場価値：2500万ユーロ（約35億円）
22/23リーグ戦成績：35試合9得点7アシスト
23/24リーグ戦成績：7試合5得点1アシスト
日本代表通算成績：27試合2得点4アシスト

　日本代表で最も勢いに乗っている選手と言えるのが久保建英だろう。2023/24シーズンはラ・リーガですでに5得点1アシストを記録し、リーグの月間最優秀選手にも選ばれた。

　バルセロナの下部組織で育った久保は、幼い頃から注目を集めてきた。プロキャリアを始めてからはスペインでなかなかインパクトを残せず苦しんだものの、昨年夏のレアル・ソシエダ加入から頭角を現し、今季は完全に花が開いている。

　久保はソシエダのスタイルにフィットしたこともあり、昨季終盤からは不動のレギュラーに。現在は完全にソシエダの中心として暴れている。

　好調の要因の一つとして、右足の精度向上が挙げられるだろう。久保の武器が鋭いカットインと精度抜群の左足であることは分かりきったことで、当然相手はケアしてくる。そんな中、第2節セルタ戦では、右サイドの1対1で縦に仕掛けて右足でクロスを上げて精度の高いボールを供給し、ゴールをアシストした。多くの選択肢があるからこそ相手の対応は困難になり、久保がさらに脅威の選手となっている。

　最新の市場価値は2500万ユーロ（約35億円）だが、これは6月のアップデートであり、今季のパフォーマンスは反映されていない。次回のアップデートで上昇することはほぼ確実で、2020年に記録した自身最高額の3000万ユーロ（約42億円）超えも視界に捉えている。