1位：三笘薫

生年月日：1997年5月20日
所属クラブ：ブライトン（イングランド）
市場価値：3200万ユーロ（約44億8000万円）
22/23リーグ戦成績：33試合7得点6アシスト
23/24リーグ戦成績：8試合3得点3アシスト
日本代表通算成績：18試合7得点5アシスト

　日本代表で最高額の市場価値を持つのは三笘薫だ。この数年の活躍をみれば、当然とも言えるだろう。これまで日本代表でスーパーサブ的な扱いが多かったものの、先発メンバーとしてチームをけん引する立場になっている。

　三笘は昨年9月時点で300万ユーロ（約4億2000万円）の市場価値だったが、2022/23シーズンにブライトンで大活躍し、一気に3200万ユーロ（約44億8000万円）まで上昇した。今季はプレミアリーグ開幕から8試合で3得点3アシスト。昨季以上のペースで得点に関与しており、まだまだ市場価値が高まりそうな雰囲気だ。

　日本代表のジョーカーから世界的な選手に進化した三笘。飛躍を続ける日本屈指のドリブラーがどこまで到達できるのか。日本だけではなく、世界中が注目しているところだが、今回は体調不良のため9日に離脱が発表されている。

　今季のブライトンはUEFAヨーロッパリーグ（EL）に出場しているため、過密日程は悩みのタネとなっている。先月24日のボーンマス戦で三笘はベンチスタートとなり、後半開始から途中出場。2ゴールを決めて勝利に貢献していた。ロベルト・デ・ゼルビ監督は「昨季は1週間に1試合ペースだった。我々はこれだけの試合をこなすのに慣れていないチームで、（三笘のベンチスタートは）カオルにとってもチームにとっても正しい判断だった」と、新しい課題に向き合っているところだと話していた。

【了】