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サッカー日本代表で久保建英を活かすには？

　サッカー日本代表は13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と対戦する。レアル・ソシエダで圧倒的な活躍を見せている久保建英だが、日本代表ではベンチスタートになることも多い。日本代表で求められる役割と、久保が活きるポジションについて森保一監督が言及している。

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「彼に期待することは、第一に攻撃のところ。チャンスを作り出す、得点を生む仕事ができる、得点にかかわる仕事ができるのがいいところだと思うのでそこを第一に考えたい」

　森保監督が前日会見で触れたように、9月のドイツ代表戦、トルコ代表戦でも久保は得点に絡む仕事を何度も見せていた。レアル・ソシエダでも唯一無二の輝きを放っており、ラ・リーガではすでに5得点をマークしている。

　しかし、日本代表には伊東純也という存在もあり、久保が先発するという確約はない。指揮官は久保が活きるのは「4-3-3の右ウイング」と話しており、このポジションは伊東と重なる。ただ、「4-2-3-1から可変していく中で、右サイドだけでなくトップ下も彼の良さは出せる」とトップ下での起用についても触れている。さらに、「4-1-4-1」のインサイドハーフについても「彼の良さは十分に発揮できる」と太鼓判を押している。

　今後はFIFAワールドカップアジア予選やAFCアジアカップが控えており、アジアの格下との対戦も増えてくる。実力差がある相手からゴールを奪うためには、久保をトップ下やインサイドハーフで起用して伊東と共存させるプランも選択肢に入ってくるはずだ。

（取材：元川悦子、構成：編集部）

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