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中山雄太はイングランドで「野望に近づく」大怪我から復帰、サッカー日本代表にもたらす影響とは

text by 編集部

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カナダ戦でフル出場を果たした中山雄太
【写真:Getty Images】



中山雄太、左SBでフル出場果たす

 サッカー日本代表は13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と戦い、4−1で快勝した。DF中山雄太はFIFAワールドカップカタール2022のメンバーに選出されていたもののけがで出場を果たせなかった。カナダ戦で約1年ぶりの代表復帰を果たし、イングランドでプレーする自身の強みを語った。



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 カナダ戦を左SBでフル出場した中山は、代表復帰が感慨深いかと問われ「僕よりも周りの人が雰囲気を作ってくれる。そこは素直にうれしい」と答えた。

 違和感なくチームに適応できたのでは、と問われたが「満足はないし、強いて言えば数字が欲しかったので残念」と中山。

 特に前半、相手がロングボールを多用する中で、相手選手との距離感をはかることができず苦労したことを明かし「最低限できた感じ」と振り返った。

 中山は2019年1月に柏レイソルから、オランダのズヴォレに移籍。2022年7月にはイングランド2部(チャンピオンシップ)ハダースフィールドに移籍した。

 クラブではSBのほか、WBもこなす。中山はイングランドについて「インテンシティ(強度)が高い」と分析。「タテに行くスピード感と迫力がすごくある」とその特徴を口にする。

 その上で「プレーを重ねるにつれて、自分が求めている部分も身に付き、自分の野望に近づける」とイングランドでのプレーが代表にも好影響をもたらすと話す。

 自身の強みについて「一言で表すなら(チームにもたらす)安心感」と述べた中山は、3月以降、日本代表で左SBが固定されていないとの指摘に答え「攻撃に絡むというのは、復帰してから意識している」と強調。日本代表のDFラインに安定感を与え、攻撃面でもチームに貢献すると意気込んだ。

(取材:元川悦子、構成:編集部)

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【了】

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