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遠藤航が分析するサッカー日本代表の長所。「リバプールに来てより感じる」重要なプレーとは

text by 編集部

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カナダ戦でプレーする遠藤航
【写真:Getty Images】



遠藤航、巧みな守備でカナダ攻撃陣を止める

 サッカー日本代表は13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023でカナダ代表と戦い、4−1の大勝を収めた。MF遠藤航は61分までプレー。試合後のインタビューでは、相手の速攻を止めるために心がけていることを明かしたほか、チームが大勝続きであることにも言及。日本の長所も明かしている。



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 遠藤はカナダ戦について、理想の試合展開だったとしつつ「そこに至る過程ではまだまだ課題が残った」と反省を口に。ただ、悲観はしていないと振り返った。

 巧みなファウルで相手の速攻をつぶしていたのでは、との指摘に「ああやっていくのが普通になってきている」と分析する。

「僕もリバプールに来てより感じるけど」と前置きした遠藤は「カウンターになりそうだったらファウルで一旦切る。常にファウルできるチャンスがあったらファウルするぐらいの気持ちでプレーしている」と普段からの心がけを語る。

「それくらいの方が意外とボールを奪える。(仮に)ファウルになったらファウルで止める(ことができる)。その役割を(自分は)担っている」

 日本代表はこれで国際Aマッチ5試合連続で4得点以上。遠藤は「別にこれといって自分たちの(得点の)形があるわけではない」としながらも「戦術の幅というかやり方、『こうなったらこうだよね』という臨機応変さはチームとして持っている」と日本代表の強みを語った。

 遠藤は日本人プレイヤーについて「戦術理解度みたいなものはもともと高い」とし、日本代表を「クレバーさがあるチーム。カメレオン的なチーム」と表現する。

 個人としてもチームとしても、レベルは上昇していると手応えを口にした。それでも「ワールドカップで優勝するためにこれでいいのか、常に考えながらやっていかないと」と今後を見据えている。

(取材:加藤健一、構成:編集部)
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【了】

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