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日本代表 7か月前

サッカー日本代表、チュニジア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。メンバー変更は?

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

MF:遠藤航(リバプール/イングランド)

日本代表MF遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日(30歳)
日本代表通算成績:53試合2得点2アシスト

 厳しいアフリカ予選を勝ち抜いてFIFAワールドカップカタール2022にも出場したチュニジア代表は侮れない相手だ。実際に日本代表は、昨年6月に対戦して0-3の完敗を喫している。今回はその“リベンジ”を目指すことになるが、目標を達成するには遠藤航の存在がやはり欠かせないだろう。

 危機察知能力の高さ、出足の鋭さ、球際の強さはいずれも日本人トップレベルで、良い守備から良い攻撃を体現する上で遠藤の貢献は欠かせない。先月のトルコ代表戦では遠藤が入ってから中盤が落ち着き、反対に先日のカナダ代表戦では遠藤が抜けてからややバタついた印象があった。これが今の日本代表の課題でもあるが、このベテランMFがいるといないとではチームの様子は異なる。

 0-3で敗れた前回のチュニジア代表戦、遠藤にとっては苦しかった。ビルドアップ時において完璧に相手に狙われ、不用意なボールロストを連発してしまったのだ。そうした攻撃面でのクオリティーは今なお抱えている課題。今回も同じ轍を踏むわけにはいかないが、果たして。

MF:守田英正(スポルティングCP/ポルトガル)

サッカー日本代表MF守田英正
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月10日(28歳)
日本代表通算成績:25試合2得点2アシスト

 守田英正は11日に日本代表に合流したばかりで、その2日後に行われたカナダ代表戦で出番が訪れることはなかった。実力やコンディション面を考えても、チュニジア代表戦のスターティングメンバーから外れる理由は見当たらないと言っていいだろう。

 所属するスポルティングCPは今季、開幕8試合無敗でリーグ首位に立つなど絶好調。守田自身もスタメン出場を続けており、インターナショナルマッチウィーク前最後のアロウカ戦ではペドロ・ゴンサウベスのクロスにうまく合わせて決勝ゴールを決め、良い感覚を掴んだまま日本に帰ってくることができたと言える。

 チュニジア代表戦では遠藤航とボランチコンビを組むと予想。同選手との関係性はすでに成熟しており、これまでほとんど大崩れすることはなかった。昨年6月のリベンジを目指す今回のゲームでも、終始安定したプレーを続けてくれるはずだ。

MF:南野拓実(モナコ/フランス)

カナダ代表戦に出場した南野拓実
【写真:田中伸弥】

生年月日:1995年1月16日(28歳)
日本代表通算成績:48試合17得点8アシスト

 カナダ代表戦では4-1-4-1でスタートした日本代表だが、チュニジア代表戦では4-2-3-1でスタートすることが濃厚だ。トップ下に適性を持つのは久保建英、南野拓実の2人だが、前者はカナダ代表戦でフル出場を果たした伊東純也に代わり右サイドで出場する可能性が高いため、南野がトップ下に入ることになるだろう。

 FIFAワールドカップカタール2022以来の日本代表復帰となった南野は、13日のカナダ代表戦でインサイドハーフとして先発し、途中よりトップ下のタスクを担った。持ち味であるオフ・ザ・ボールの動きは光っており、何度か味方からパスを呼び込んでチャンスを作り、4点目にも絡んでいる。しかし、ゴールやアシストという目に見える結果は出せず、やや悔しさは残った。

 迎えるチュニジア代表戦では、当然ながらゴールやアシストを見たいところ。ヤン・ヴァレリー、モンタサル・タルビなど、相手DF陣にはリーグ・アンで戦う屈強な男たちが揃うが、モナコで好調な南野はそうした相手とのマッチアップに慣れているだけに、期待感は高まる。

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