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久保建英、躍動も82分に交代

　サッカー日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦し、2−0で勝利を収めた。2得点に絡んだMF久保建英は82分に交代。試合後、左太もも裏の張りが影響したと明かした。もっと長く一緒にプレーしたかった選手の名を挙げつつ、けがの程度が軽いものであることを強調している。

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　もともと、けがを抱えた状態で日本代表に合流したという久保。13日のカナダ代表戦は出場を回避したというが、チュニジア戦では途中から左太もも裏に張りを感じたそうだ。
　

　交代前、久保は最も近い場所にいた名波浩コーチとやりとりしたという。試合前から体に異変を感じれば伝えるよう指示されていたこともあり、交代を申し出たようだ。ただ本人は「特に問題ないです」と、軽症を強調している。

　本来であれば、72分から途中出場したMF南野拓実ともっと「プレーしたかった」そうだが「本当に無理をするところじゃない。今回はここでもうお役御免かな」と説明した。

　この日の試合で2得点に絡んだことは「すごいポジティブ」としながらも「毎試合4点取ってたんで、あと2点欲しかった」と漏らす。ただ「相手は強かったので、正直」とも口に。チュニジア代表が13日に韓国を相手に0−4で敗れたのは「実力差以上の結果」で、この日のチュニジア代表には力があったと評した。

　久保が所属するレアル・ソシエダはリーグ戦にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）と、負けられない戦いが続く。過密日程の上に長時間の移動を強いられ、代表合流時から疲れがあると明かしている久保は「日本の皆様からすればいい時間帯かもしれないが、僕からしたらきつい」と改めて本音を口にした。

（取材：元川悦子、構成：編集部）

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