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海外サッカー 7か月前

放出必至か…。欧州、冬の移籍候補リスト10人【MF編】理由は様々?クラブを離れそうな男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

フィリップ・コスティッチ(セルビア代表)

ユヴェントスのコスティッチ

【写真:Getty Images】


生年月日:1992年11月1日
所属クラブ:ユベントス(イタリア)
契約期間:2026年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:37試合3得点8アシスト

 20/21シーズンに、当時所属していたフランクフルトでUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇の立役者となったのがセルビア代表MFのフィリップ・コスティッチだ。左MFや左WGで躍動するサイドアタッカーであり、その活躍が認められて22年夏にフランクフルトからユベントスに移籍している。

 新加入となった22/23シーズンは、公式戦54試合に出場し3得点11アシストとチームに貢献。推進力のあるドリブル突破、左足から放たれる高精度のクロスはコスティッチの強みであり、その特徴を遺憾なく発揮したシーズンとなった。

 昨季の主力となったコスティッチはレギュラーを掴んだと思われたが、クラブは今夏に放出を検討。これには今季の開幕戦でスタメン起用されて目覚ましいパフォーマンスを披露した左WBアンドレア・カンビアーゾや、昨季終盤に存在感を示した左WGサミュエル・イリング・ジュニオールと言った、左サイドで活躍する若手選手の台頭が影響している。今やコスティッチは昨季のような絶対的レギュラーではなくなったと言えるだろう。

 現在はコスティッチとカンビアーゾがスタメン争いをしている状況にあるが、30歳という年齢を考慮してコスティッチが今冬に放出される可能性は否定できない。今夏にはプレミアリーグのウェストハムがコスティッチ獲得に迫ったと言われるが、果たして来年1月の移籍市場で動きはあるだろうか。

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【了】

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