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海外サッカー 7か月前

放出必至か…。欧州、冬の移籍候補リスト10人【MF編】理由は様々?クラブを離れそうな男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

チアゴ・アルカンタラ(スペイン代表)

リバプールのチアゴ

【写真:Getty Images】


生年月日:1991年4月11日
所属クラブ:リバプール(イングランド)
契約期間:2024年6月30日まで
22/23リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト

 バルセロナの下部組織で育ち、その後はバルセロナのトップチームや、13年夏から加入したバイエルン・ミュンヘンで活躍したMFがチアゴ・アルカンタラだ。主にセントラルミッドフィルダーのポジションでプレーし、独特のリズムから生み出されるパスとドリブルで、試合の雰囲気を変えられるゲームメイカーである。

 20年夏にバイエルンからリバプールに完全移籍となったが、移籍した20/21シーズンの序盤10試合をいきなり怪我で欠場。元々怪我が多めな体質であったが、その後も負傷離脱を幾度となく繰り返し、22/23シーズンは約半分の期間を怪我で欠場するなど安定した戦力にはなっていない状況だ。

 今季も開幕からコンディションが整わず、ここまで公式戦に1分の出場もないが、年俸(スポーツ選手の契約条件を取り扱う『Capology』参照)はチームで3位の1216万ユーロ(約17億300万円)と高額だ。コストパフォーマンスに優れているとは言えず、チームにとって不良債権となりつつある。

 そんなチアゴを巡って、今夏にはサウジアラビアのクラブや、スュペル・リグ(トルコ1部)のガラタサライやトラブゾンスポルからの興味が報じられたが、チアゴが残留を選択したことで移籍とはならなかった。残り契約期間が1年を切っているチアゴだが、この冬に新天地へ移籍することはあるだろうか。

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