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「不可抗力もある」サッカー日本代表FWの起用法。異なる3人のFWは「得点観も一人ひとり違う」【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

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FWというポジションの難しさと奥深さ

サッカー日本代表でプレーするFW上田綺世
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表は24日、AFCアジアカップカタール2023グループステージ第3節でインドネシア代表と対戦する。ここまでの2試合でともに途中出場している上田綺世は20日の練習後に報道陣の取材に応じ、FWというポジションの難しさと奥深さについて話している。

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 今大会では初戦で細谷真大、第2戦では浅野拓磨が先発起用されたが、ともにゴールネットを揺らすことができず、前者は45分、後者は61分という早い時間にベンチに下がった。1トップの選手としては厳しい評価が下される結果と言えるが、「45分で交代すると、仮に個人的なプレーが悪くなかったとしてもそう(悪く)みられる」と言い「活かされるポジションなので、不可抗力みたいな気持ちもあったりする」とFWの難しさを代弁した。

「FWはみんな同じ(ゴールという)目的を持ってプレーするじゃないですか。その得点観というのもFW一人ひとりによって違う。そういうのが面白いし勉強になる」。細谷や浅野といった異なるタイプのFWと同じ時間を共有することによって、刺激を受けている。

 例外はあるが、上田が言うように一般的にFWは味方のサポートを受けて輝くポジション。そして、それぞれが異なる特徴を持ち、それぞれがゴールを奪う術を備えている。スピードに優れる浅野か、動き出しやパワーを備える細谷か、優れた得点感覚を持つ上田か。インドネシア代表戦で誰が起用されるかにかかわらず、FWには勝利のためにゴールを奪うプレーが求められる。

(取材・文:加藤健一【カタール】)

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【了】

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