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「もったいない…」鈴木彩艶が悔やむサッカー日本代表の失点シーン「キャッチした感覚はあった」【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by AFC

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GK鈴木彩艶はまたも失点…

サッカー日本代表の鈴木彩艶
【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】

 サッカー日本代表は31日、AFCアジアカップカタール2023・ラウンド16でバーレーン代表と対戦した。日本代表はこの試合に3-1で勝利し、ベスト8進出を決めた。この試合に出場したGK鈴木彩艶が、試合後のインタビューで64分の失点シーンについて振り返っている。


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 前半を1-0で折り返した日本代表は、49分にMF久保建英のゴールで追加点を奪う。その後もボールを支配して終始自分たちのペースで進めていた。しかし、たった一度の流れで失点してしまう。

 64分、GK鈴木がゴール前で高く上がったボールをパンチングで弾いたものの、クリアが小さく、2次攻撃からCKを与えてしまう。そのCKからのサイード・バケルのヘディングは防いだものの、ピッチ外へ弾き出すには至らずボールが浮き上がってゴールインしそうになった。鈴木は体勢を立て直して落下点に入ったが、ゴールカバーに入った上田と被る形になってしまいオウンゴールとなった。試合後のインタビューで、鈴木は失点シーンについて次のように振り返っている。

「空中に弾けば自分もセカンドボールに対応できるイメージで、相手のシュートに対して反応して、セカンドボールを取りに行こうと思った。自分としては最初キャッチした感覚はあったが、その後に(上田綺世と)ぶつかって、失点してしまった。弾く判断を変えられたらよかったのかな」

 失点のきっかけになったボールを弾いた判断については「その前のシーンで空中に上がったボール、自分のイメージとしてはすごい回転がかかってたんで、キャッチでこぼすのがちょっと怖かった。(イラク戦と)同じイメージで弾きに行ったし、そこはトライしていいという声掛けをもらっていた」と語っていた。

 グループリーグから続くセットプレーからの失点。今後の決勝トーナメントを勝ち進むためには、確実に防がなければならないのではと問われた鈴木は「アジアカップはセットプレーが本当に大事になってくる。セットプレーで失点するのは非常に勿体ない。そこは修正しなきゃいけないかなと思う」と反省点と今後に向けての決意を口にしていた。

(取材:元川悦子【カタール】、文・構成:編集部)

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【了】

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