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サッカー日本代表、両サイドバックが残した圧倒的スタッツは? バーレーン代表を寄せ付けない貢献度【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

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両サイドバックが残した圧倒的スタッツ

サッカー日本代表の毎熊晟矢と中山雄太
【写真:Getty Images】

 サッカー日本代表は31日、AFCアジアカップカタール2023・ラウンド16でバーレーン代表と対戦した。日本代表はこの試合に3-1で勝利し、準々決勝進出を決めている。右サイドバックの毎熊晟矢と左サイドバックの中山雄太が圧倒していたスタッツとは。

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 毎熊と中山は共に2試合連続のスタメン出場。31分に毎熊の強烈なミドルシュートが左ポストに当たると、こぼれ球を拾った堂安律がゴールを決めた。また、最終的には上田綺世の個人技で局面を打開してゴールを奪ったが、毎熊が右サイドで相手をかわして上田へパスを送り、3点目に繋がった。中山も持ち味の守備で日本代表の勝利に貢献していた。

 サッカーのデータを取り扱う『Sofa Score』の採点では、中山が久保建英に次ぐチーム2位の「7.5」だった。また、デュエル数は4回でそのうち3回の勝利。空中戦も9回中6回の勝利となっている。一方、毎熊は同5位となる「7.2」と評価されており、デュエル数は9回中4回、空中戦は4回中3回の勝利。中山と毎熊はともに競り合いで強さを見せていた。

 さらに、両者がドリブルで抜かれた回数は「0」。サイドバックの選手は相手のサイドの選手にドリブルで勝負を仕掛けられる場面が多くなるが、この試合では個の部分で相手に優っている。両サイドを制して、クロスボールを簡単に上げさせなかったことは勝因の一つだろう。

 また、バーレーン代表でセンターフォワードとしてプレーした194cmのアブドゥラ・ユスフ・ヘラルは空中戦で18回中12回の勝利となっているが、日本代表はセカンドボールを拾えており、そこからピンチに繋がったシーンは少なかった。

 スタッツから分かるように日本代表がサイドで圧倒し、試合も制することができた。過去には長友佑都や内田篤人氏がSBとして欧州の舞台で躍動していたが、今度は中山と毎熊が世界を驚かせる番かもしれない。

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【了】

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