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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、最新メンバー能力値ランキング1〜10位。久保建英、遠藤航…トップは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:菅原由勢(AZ/オランダ)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年6月28日
市場価値:1500万ユーロ(約21億円)
23/24リーグ戦成績:21試合1得点5アシスト
日本代表通算成績:11試合1得点1アシスト

 2022年に行われたカタールワールドカップの出場こそ逃した菅原由勢だが、2023年3月より始動した第2次森保一政権で右SBのレギュラーの座を射止めた。ところがAFCアジアカップ2023では万全のコンディションじゃなかったことも影響して精彩を欠く場面が多く、グループリーグ第3節以降は出番が訪れなかった。

 菅原は所属するAZで右WGとして起用されていた時期もあるなど、「攻撃力」が最大の魅力の右SBである。豊富な運動量で右サイドをアップダウンし、高い位置から鋭い正確なクロスを上げるのが得意なプレーだ。また日本代表でもセットプレーのキッカーを任せられるなど、キックの質も高く、FW並みのスキルで局面を打開する。

 一方でAFCアジアカップ2023でも露呈したように「守備力」には伸びしろを残している。1対1での守備の軽さやポジショニングを誤ったことで突破を許す場面も目立った。同大会で日本代表は右サイドから崩されることが多く、今後も相手国が狙って攻撃を仕掛けてくる可能性がある。となれば、菅原のレベルアップは必須であり、この課題を克服しない限りはスタメン争いに遅れを取ってしまうかもしれない。

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