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スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表、能力値ランキング11〜20位。惜しくもトップ10入りを逃したのは?

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images 田中伸弥

15位:町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ/ベルギー)


【写真:Getty Images】


生年月日:1997年8月25日
市場価値:800万ユーロ(約11.2億円)
23/24リーグ戦成績:23試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:9試合0得点0アシスト

 冨安健洋と板倉滉という2人のCBの陰に隠れてはいるが、町田浩樹も欧州で着実に評価を高めているCBだ。現在は今季UEFAヨーロッパリーグ(EL)にも出場し、リーグ戦で首位を独走するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズにて完全にレギュラーの座を射止めている。

 町田の最大の武器は目に見えてわかる「フィジカル」の強さだ。身長は190cmと欧州でも十分に戦える高さがあり、相手FWに競り勝ってロングボールを跳ね返すことができる能力の持ち主だ。対人にも強く、守備を強みとしているDFらしく、「フィジカル」と「守備」の能力はいずれも日本代表トップクラスの数値を叩き出した。

 一方で明確な課題となっているのが「攻撃」での貢献度の低さである。希少な左利きのCBではあるが、冨安健洋や板倉滉ほどの組み立てる力はなく、相手を引きつけるドリブルや縦パスからスイッチを入れる精度や頻度は彼らと比較すると低い。また海外移籍後はあまり得点にも絡めておらず、ユニオン・サン=ジロワーズ加入後は1得点1アシストに留まっている。高さという明確な武器があるだけに、セットプレーで脅威となれる存在になりたいところだ。

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