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【写真：Getty Images】

ローテーションして試合に臨んだu-23韓国代表

　サッカーU-23日本代表は22日、AFC U-23アジアカップ兼パリ五輪アジア最終予選・グループB第3節でU-23韓国代表と対戦した。試合は0-1でU-23日本代表が敗れた。韓国メディア『hankooki.com』は、ベスト8進出を見据えてローテーションを行い日本代表に勝利したチームを称賛している。

　韓国代表は、ベスト8進出が確定したU-23中国代表戦から先発メンバーを10人入れ替えて日本代表戦に臨んだ。同メディアは、「日本も選抜をある程度変更したが、韓国ほどではなかった」と指摘した上で、この采配の重要性について次のように語っていた。

「ファン・ソンホン監督によるローテーション作戦は、今回のU-23アジアカップにおいてベスト8での勝利が特に重要であることを意味していた。今大会はパリ五輪男子サッカー予選を兼ねて、3.5枚のオリンピック本選行きチケットがかかっている。3位までパリオリンピック本線に直行し、4位はギニアと大陸間プレイオフを行わなければいけない。そのため、ベスト8で勝利をしなければ五輪本戦進出の道はない」

　この試合で、日本を下して首位になれば、A組2位のインドネシアが次の相手であるのに対し、2位通過となればA組1位のカタールが相手だった。同メディアは、「開催国を相手にするのは負担が大きいことは間違いなかった」と指摘した上で、「それでも指揮官はローテーションして、体力を残し日本を破ることに成功した」と、前の試合から大幅にメンバーを入れ替えて勝利した重要性を強調していた。