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【写真：2024 Asian Football Confederation（AFC）】

U-23アジアカップを通じて存在感を示す小久保玲央ブライアン

　サッカーU-23日本代表は現地時間29日、AFC U-23アジアカップカタール2024・準決勝でU-23イラク代表と対戦した。この試合に日本は2-0で勝利し、今夏に行われるパリ五輪への出場を決めている。試合後、チームの守護神を務める小久保玲央ブライアンがフラッシュインタビューに応じた。

　小久保はグループリーグ初戦でU-23中国代表との試合に出場して以来、このチームのゴール前で仁王立ちしている。中国戦では複数の決定機を阻止し、MVP級の活躍を見せた。今回のイラク戦でも何本かシュートブロックを記録しており、悪い流れを高いセービング技術で断ち切っている。

　そんな小久保には、ともに守備を固めたメンバーのなかにとりわけ称えたい人物がいるようだ。「MVPとしてひとりだけ挙げるとすれば？」という質問に対し、右サイドバックの関根大輝の名前を口にしている。小久保は「俺は絶対関根を選びますね。ゴールを守ったり攻撃に関わったりしてるのは彼なので、MVPをあげたいです」と語り、大会を通じて激しい上下運動を繰り返すサイドバックを労った。

　また、決勝戦に向けて「中国戦が始まる前から自分たちは優勝を目標として掲げてきたので、最後にあとひとつ勝って、またチームで喜び合いたいです」と意気込みを語った。