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あまりにもガッカリ…。23/24シーズン、プレミアリーグ期待外れイレブン。残念な結果に終わった11人は?

シリーズ:期待外れイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

MF:カゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド)

マンチェスター・ユナイテッドMFカゼミーロ
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年2月23日
リーグ戦成績:25試合1得点2アシスト

 昨季のカゼミーロの中盤戦以降のパフォーマンスは素晴らしかった。ピッチを縦横無尽に駆け回りボールを奪ったかと思えば、カラバオ・カップ決勝などの重要な試合でセットプレーからゴールネットを揺らす。昨今のマンチェスター・ユナイテッドに足りていなかった「勝者のメンタリティ」を持った選手だった。

 今季も昨季と同じくスロースターターでなかなか調子が上がらない中、10月の代表戦で足首を負傷。2試合を欠場した後にニューカッスルとのカラバオ・カップ4回戦で復帰を果たしたが、この試合でハムストリングを負傷して1月末までの長期離脱を余儀なくされた。

 昨季を見ればカゼミーロがコンディションを上げるのに時間がかかる選手というのは明らかで、復帰後もなかなか調子が上がらなかった。簡単に相手選手に前を向かせてしまうシーンが多く、ドリブルで抜かれる回数は1試合平均「1.57」から「2.20」へと激増した。ようやく調子を取り戻しそうだったシーズン終盤には、チーム事情の影響で本職ではないCBのポジションを任されたため、彼本来のパフォーマンスを見ることができずにシーズンが終わってしまった。

MF:カルヴィン・フィリップス(マンチェスター・シティ/ウェストハム)

ウェストハムMFカルヴィン・フィリップス
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年12月2日
リーグ戦成績:12試合0得点0アシスト

 今冬にマンチェスター・シティからウェストハムへとローン移籍を果たしたカルヴィン・フィリップスだったが、東ロンドンのクラブでは一度も好パフォーマンスをすることができなかった。むしろチームの足を大きく引っ張る結果に終わっている。

 デビュー戦となった第22節ボーンマス戦で先発出場したフィリップスは、開始3分に自陣でドミニク・ソランケにプレゼントパスを出して失点に関与。続くマンチェスター・ユナイテッド戦ではハーフウェイライン付近で相手にボールを奪われて失点に絡んだ。その次のアーセナル戦でも微妙なパフォーマンスに終わると、続くノッティンガム・フォレスト戦では3分間に暴行と危険なタックルを犯して退場処分を受けている。

 デビッド・モイーズ監督は退場となったノッティンガム・フォレスト戦から3試合後のバーンリー戦で再びフィリップスを先発起用してリベンジのチャンスを与えたが、前半で交代になるほどの酷いパフォーマンスに終始。これ以降、先発起用されることはなかったが、第30節ニューカッスル戦では途中出場から逆転されるキッカケとなるPKを与えている。

 そして物議を醸したのがプレミアリーグ最終節マンチェスター・シティ対ウェストハム戦での振る舞いだ。すでにフィリップスは怪我のためにシーズンを終えていたのだが、この試合をマンチェスター・シティの関係者席で観戦し、試合後にはロッカールームで所属元のチームメイトとプレミアリーグ優勝を祝った。契約上所属しているクラブが目の前で敗れたのにも関わらず、公の場で対戦相手側のチームの快挙を祝うのはウェストハムのサポーターからすると気持ちよくないだろう。

MF:メイソン・マウント(マンチェスター・ユナイテッド)

マンチェスター・ユナイテッドMFメイソン・マウント
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年1月10日
リーグ戦成績:14試合1得点0アシスト

 メイソン・マウントは今季のマンチェスター・ユナイテッドの補強の目玉の1人だった。2021/22シーズンにプレミアリーグで2桁ゴール2桁アシストを記録したイングランド代表MFには、デビッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドらが着用した背番号7が与えられたことからも、加入初年度から主力選手として期待されていた。

 その期待通り開幕スタメンに名を連ねたが、トッテナムとの第2節でハムストリングを負傷。その後シーズンを通して4度もの離脱に泣かされ、キャリアワーストの14試合の出場に留まった。特に11月の練習中に負った肉離れは長期間のリハビリが必要となり、4ヶ月も戦列を離れている。

 そして怪我以外にも悩みの種だったのが、マウントをどのポジションで起用するかだ。チェルシーでは[4-3-3]のインサイドハーフで起用され、2列目からの飛び出しで多くの得点に絡んでいたが、[4-2-3-1]のマンチェスター・ユナイテッドではトップ下に不動のブルーノ・フェルナンデスが君臨している。ボランチや左WGでもプレーできるが、彼の持ち味が最大限に生きるポジションではない。このままでは器用貧乏な存在になり兼ねない。

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