9位:大橋祐紀
生年月日:1996年7月27日(28歳)
所属クラブ:ブラックバーン(イングランド)
2024リーグ戦成績:22試合11得点3アシスト(サンフレッチェ広島)
2023リーグ戦成績:23試合13得点3アシスト(湘南ベルマーレ)
大橋祐紀にとって、2023年と2024年は大きな転機の連続だった。
2019年に湘南ベルマーレに加入してプロキャリアを始めた大橋は、度重なるケガもあってなかなかブレイクできずにいたが、2023シーズン後半戦にゴールを量産。J1リーグ第22節から11試合で9得点を挙げ、シーズン終了後にサンフレッチェ広島へ移籍した。
得点力不足でFWを探していた広島は大橋にとって理想的な新天地で、浦和レッズとの開幕戦でいきなり2得点を記録し、衝撃を与えた。得点パターンが豊富な大橋は、その後もゴールの匂いがするところに姿を現してゴールを決め続け、夏にはイングランド2部のブラックバーンへ加入した。
ヨーロッパのシーズンにならって2023/24シーズンという括りにすると、大橋は2023年7月から2024年6月までにリーグ戦で18得点を挙げている。これはこのランキングに登場する選手の中で最も多いゴール数であり、その舞台がJ1だったとしても評価されるべきだろう。
2024/25シーズン、ブラックバーンで好スタートを切った大橋は、10月にサッカー日本代表に初招集された。デビューの機会は訪れなかったが、この1年で評価が劇的に向上したFWと言える。