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日本版バロンドールは誰? 23/24、日本人活躍度ランキング1〜10位。最も輝いた日本人選手は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:町田浩樹

サッカー日本代表DF町田浩樹
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月25日(27歳)
所属クラブ:ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)
23/24リーグ戦成績:31試合1得点1アシスト

 町田浩樹は2023/24シーズンに最も輝いた日本人センターバックの一人に挙げられる。

 2022年1月に鹿島アントラーズからユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)に加入した町田は、負傷による長期離脱もあってなかなか出場機会を増やせずにいたが、2023/24シーズンは主力として1年を通して活躍した。

 クローキーカップ(ベルギーカップ)では、ロイヤル・アントワープとの決勝戦でCKから決勝ゴールを挙げ、ユニオンSGに110年ぶりの国内カップ戦優勝をもたらした。

『transfermarkt』の市場価値においても、町田の成長は注目されている。昨年6月に200万ユーロ(約3.2億円)だった市場価値は、1年で1000万ユーロ(約16億円)に急上昇した。

 この活躍はサッカー日本代表にとっても貴重である。10月シリーズでは冨安健洋と伊藤洋輝が怪我で不在の中、町田は空中戦の強さと安定した守備、丁寧なビルドアップで存在感を示し、代表のセンターバックのポジション争いに新たな風を吹き込んだ。

 センターバックは、バロンドールなどの個人タイトルとは縁遠いポジションだが、2023/24シーズンにおける町田の飛躍は注目に値するものだった。

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