DF:鳥海晃司(とりうみ・こうじ)
生年月日:1995年5月9日(29歳)
所属クラブ:ジェフユナイテッド千葉
今季リーグ成績:7試合1ゴール0アシスト
ジェフユナイテッド千葉に復帰した鳥海晃司は、すぐにチームのディフェンスに大きな影響力を及ぼしている。
千葉県で生まれた鳥海は、地元のクラブであるジェフのアカデミーから明治大学に進学。2018年にジェフに復帰し、プロデビューを果たした。
ルーキーイヤーからコンスタントに出場機会を得てレギュラーとして活躍した同選手は、2020年冬にJ1のセレッソ大阪へ個人昇格している。同クラブでは在籍4年間で公式戦100試合以上に出場した。
着実なキャリアを歩む29歳のディフェンダーは、今季からジェフに完全移籍。加入に際してクラブの公式サイトで「サッカー人生を賭けて、覚悟を決めて戻って来ました」とコメントを発表するなど、強い決意で5年ぶりに帰還した。
愛するクラブをJ1に導くために、勝負のシーズンとなった今季は、素晴らしいパフォーマンスでチームを牽引している。開幕からリーグ戦7試合連続で先発に名を連ね、チームの6連勝達成に貢献。その圧倒的な得点力に注目が集まりがちだが、快進撃の背景には鳥海らによって統率された強固な最終ラインの輝きがある。いまのチームの守備は高い質が担保されているといっても過言ではないだろう。
第7節・ジュビロ磐田戦でも鳥海は先発起用されたが、試合終盤に腰を痛めた様子で途中交代を余儀なくさせられた。現時点でクラブから負傷情報等は明かされていないため、サポーターからは大黒柱の状態に不安の声が集まっている。
