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これまでのJリーグにおける開幕無敗記録はどれほどなのか。今回は、J1リーグにおける開幕無敗記録を集計し、ランキング形式で紹介する。※成績はJリーグ公式サイトを参照。連続負けなし数が並んだ場合には引き分け数が少ない方を上の順位に記載。引き分け数も同じ場合は年間順位が上のチームを先に記載
1位:川崎フロンターレ

【写真:Getty Images】
記録達成:2021シーズン(年間順位:1位)
連続負けなし数:25試合(引き分け数:6試合)
開幕無敗記録を止めたクラブ:アビスパ福岡
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Jリーグにおける開幕無敗記録でトップに君臨するのは、2021シーズンに圧倒的な強さでJ1連覇を成し遂げた川崎フロンターレだ。今回のランキングでは開幕「11試合」無敗を記録した2020シーズンが7位に入っているが、翌シーズンには倍以上の「25試合」も開幕無敗を貫いている。
前シーズンに魅惑のポゼッションフットボールでJ1優勝を果たした川崎Fは、2021シーズンも破壊的な攻撃力でリーグを支配する。開幕5連勝で一気に波に乗ると、1-1で引き分けたサンフレッチェ広島戦(第25節)まで驚異の25戦無敗。その内訳は19勝6分と、Jリーグ史上最長の“不敗神話”に相応しい戦績だった。
開幕から約半年近くも無傷のままだった川崎Fを止めたのは、本拠地『ベスト電器スタジアム』で牙を研いで待ち構えていたアビスパ福岡(第26節)だった。レアンドロ・ダミアン、家長昭博、旗手怜央らが幾度となくゴールに迫ったものの、福岡の堅い守りを崩せず0-1で敗戦。無敗優勝の気配すら漂わせていたチームの進軍は、ここで一旦ストップした。
ただ、前年のJ1王者がこれしきのことで気落ちするはずもなかった。福岡戦の後には7連勝。11月3日の第34節で浦和レッズに1-1で引き分け、横浜FMが敗れたために2年連続4回目のリーグ優勝を決めた。
鬼木体制5年目のチームは、リーグ連覇以外にも2年連続年間勝ち点80以上獲得(2021シーズンは勝ち点「92」)や、史上2チーム目のホームゲーム無敗といった様々なリーグ記録を樹立。“Jリーグの盟主”の座を確固たるものとした。
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