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FC東京と柏レイソルの一戦は?
明治安田J1リーグ第10節、FC東京と柏レイソルの一戦が、国立競技場で11日に行われた。リーグ戦では6戦未勝利と厳しい戦いが続き、降格圏の18位に沈むFC東京は、佐藤恵允や仲川輝人が先発メンバーに名を連ね、5位と好位置につける柏は、小泉佳穂や小屋松知哉らがスタメン入りした。
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序盤から柏がテンポよくボールを繋ぐ中、ホームのFC東京も何度か高い位置でボールを奪い、チャンスを作っていく。
20分には、柏に決定機。最終ラインの細かなパスワークから、ボックス内でフリーでボールを受けた小泉佳穂が左足を振り抜いたが、木村誠二の身体を張ったシュートブロックに阻まれて、得点には至らず。
その後もボールを握った柏だったが、先に試合を動かしたのはホームチーム。35分、左サイド高い位置でボールを持った俵積田晃太が、シュート性のボールをゴール前に入れると、柏の田中隼人はクリアをしきれず。このこぼれ球を仲川が押し込み、守る時間の長かったFC東京が先制に成功する。
さらに40分には、ボックス左の位置でFKを獲得すると安斎颯馬が右足を振り抜く。GK小島亨介も見送るしかない鋭いシュートだったが、バーに嫌われ、追加点とはならなかった。このまま前半は終了し、ホームチーム1点リードで前半を折り返す。
後半もボール支配をするアウェイチームは、スムーズにボールを前進させるものの、FC東京の5-4-1の守備ブロックに対し、なかなか決定機を作り出せない。それでも時間の経過と共に、左WBの小屋松や右の久保藤次郎が徐々に深い位置まで侵入して、押し込んでいく。54分には小屋松のドリブル突破から小泉がボックス内からダイレクトでシュートを放ったが、枠を捉えることはできなかった。
一方のFC東京は守備一辺倒ではなく、1トップの位置で先発した佐藤恵允の力強いボールキープや途中出場のマルセロ・ヒアンの推進力を活かし、回数は多くないものの、敵陣深い位置まで侵入するシーンを作り出す。
粘り強い戦いを見せるFC東京がこのまま逃げ切るかに思われたが、後半アディショナルタイムに木下康介がネットを揺らして、柏が土壇場で追いつき、1-1のドロー。国立競技場で行われた一戦は、痛み分けに終わった。
【得点者】
35分 1-0 仲川輝人(FC東京)
90分+4分 1-1 木下康介 (柏レイソル)
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