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最も稼ぐのは? 欧州日本人VS韓国人、最新高額年俸ランキング11〜20位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

17位:ホン・ヒョンソク(韓国代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:1999年6月16日
推定年俸:142万ユーロ(約2億2720万円)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
24/25リーグ戦成績:18試合0得点1アシスト

 韓国代表のホン・ヒョンソクは、ブンデスリーガのマインツで推定142万ユーロ(約2億2720万円)の年俸を受け取っている。

 ホン・ヒョンソクは蔚山現代(現・蔚山HD FC)の育成組織出身の攻撃的MFで、トップチームデビューを経ずに2018年にヨーロッパへ渡った。オーストリアのLASKリンツやベルギーのヘントで経験を積み、昨年夏に移籍金400万ユーロ(約6億4000万円)でマインツに加入した。

 だが、期待に応えることはできていない。加入当初はリーグ第2節から4試合連続で先発したが、その後はスタメン出場が激減。2025年に入ってからは先発起用がなく、出場機会がまったくなかった試合が8試合に及ぶ。

 韓国メディア『ChosunBiz』は3月、現地報道を引用する形でボー・ヘンリクセン監督のコメントを紹介。マインツ指揮官は「技術的に優れ、ハーフスペースに強みがある」と評価する一方で、「ブンデスリーガで生き残るには、もっと荒々しく、もっと積極的に戦わなければならない。この点は本人にも明確に伝えた」と課題を指摘した。

 同時期にマインツ加入した佐野海舟は移籍金250万ユーロ(約4億円)、年俸47万ユーロ(約7520万円)であることを踏まえると、ホン・ヒョンソクにかけられた期待はより大きかったといえる。しかし、高額年俸に見合う活躍は、まだ示せていない。

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