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最も稼ぐのは? 欧州日本人VS韓国人、最新高額年俸ランキング11〜20位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

13位:菅原由勢(日本代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2000年6月28日
推定年俸:248万ユーロ(約3億9680万円)
所属クラブ:サウサンプトン(イングランド)
24/25リーグ戦成績:28試合1得点1アシスト

 菅原由勢は、イングランドのサウサンプトンで推定248万ユーロ(約3億9680万円)の年俸を受け取っている。

 菅原は2019年夏に名古屋グランパスからAZアルクマールに加入し、オランダで着実に成長を続けた。攻撃的な右サイドバックとして年々実績を重ね、2023/24シーズンはオランダ1部エールディビジで4得点7アシストを記録。イタリアのインテルなど、世界的なクラブからの関心も報じられる中、昨年夏にサウサンプトンに加入した。

 この移籍により、年俸はAZ時代の約18万ユーロ(約2880万円)から大幅に増加。ヨーロッパで活躍する日本人選手の中でも、高額年俸選手の仲間入りを果たした。

 しかし、今回の移籍は菅原にとってもクラブにとっても、現時点では「成功」とは言いがたい。サウサンプトンは開幕から不振が続き、今月6日のトッテナム戦で敗れたことで、リーグ戦7試合を残して2部降格が決定した。

 菅原自身はコンスタントに出場を続けているものの、ここまで1得点1アシスト。チーム内で7位タイの年俸を受け取る選手としては、やや物足りなさが否めない。

 クラブの降格に伴い、今夏に新天地を探す可能性は高まっている。厳しいシーズンを経て得たプレミアリーグでの経験を、来シーズン以降のパフォーマンスでどう示せるかが注目される。

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