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「状況を変えるゴールを」山田新は今季わずか2得点。4戦未勝利の川崎フロンターレで「自分がとらないと」

text by 編集部 photo by Getty Images

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川崎フロンターレ 山田新

【写真:Getty Images】

川崎フロンターレFW山田新が20日の東京ヴェルディ戦に向けて抱負

 川崎フロンターレは16日、明治安田J1リーグ第12節でヴィッセル神戸と敵地で対戦し、1-2で競り負け、7試合ぶりの2敗目を喫した。3月29日から続く過酷な連戦で疲労も見える中、昨季チーム得点王のFW山田新は試合翌日の17日に取材に応じ、自身の課題とチームが置かれている状況について話している。

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 16日の神戸戦、川崎は前半に2点を先行されるも、1点を取り返し、試合を折り返した。ここまで3試合続けてリードを許す展開から追いつき、引き分けてきたが、この日はミスも多く、力なく敗れてしまった。

 61分から状況を打開するべく投入された山田は、「きのうはロングボールが多かった。その中でみんながもっと起点になれれば楽に前進できると思う。そこでもっと起点にならないといけないかなと思います」と反省の言葉が出た。

 さらに、解決策については、「きのうもセンターバック2枚に見られている状況で、ロングボールがきたりとか、中々難しい部分もあります。そこをチームとして話し合ってはいるんですけど、たぶん疲労がある中で、中々みんな冷静に相手を見たり、ジャッジしたりっていうのは難しくなってきている。そこは自分が声を出して要求しないといけないと思います」と力なく話した。

 昨季チーム得点王の山田は、今季ここまでリーグ戦10試合に出場し、2ゴールにとどまっている。チームはリーグトップの19ゴールをマークしているが、自身は中々その波に乗り切ることができていないのが現状だ。

「中々うまくいってない難しい時期ではありますけど、続けることが大事だと思うので、続けてACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)もあるので、すべて大事な試合ですけど、大事な試合でしっかりと決められるように切り替えて、準備し続けないといけないかなと思います」

 3月29日から続いた過酷な7連戦の終盤とあって、チームは確実に疲労から逃れられなくなってきていた。肉体的にも精神的にもくる疲労やプレッシャーは、気付かぬうちに技術的なミスを誘発し、チーム内での意思統一にもちょっとしたズレが生じていたのかもしれない。

 ただ、20日の東京ヴェルディ戦まで残された時間はそう多くはない。チームにとっても、自身にとっても、この試合を浮上のきっかけとしたいところだ。

「(ゴールが)一個入れば、この苦しい状況で、自分が状況を変えるゴールをとれれば、自分としても良いと思うし、チームとしても(良いと思う)。自分がとれればチームが勢いづくと思っているので、自分がとらないといけないかなと思います」

 ケチャップがドバドバ出るように、ゴールを量産する「ケチャドバ」をイメージして、山田も自らの手でそのケチャップの蓋を開けにいく。

(取材・文:編集部)
 

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【了】

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