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Jリーグ 8か月前

「チームのこと、みんな大好きだし」横浜F・マリノスのために植中朝日は何ができるか?勝つために「嫌がらずにやる」【コラム】

シリーズ:コラム text by 加藤健一 photo by Editor

「監督だけのせいじゃない」「チームのこと、みんな大好きだし」

「喜田(拓也)君を中心に話し合いをしました。こうなったのは監督だけのせいじゃないし、自分たちにも責任があるっていうのをしっかり自覚して、またやっていこうって。自分もその通りだと思いました。失敗を繰り返さないっていうのは、チーム全員が思わないといけない」

 立場や年齢を問わず、それぞれが「何ができるか」を考え、動き出している。植中はその場で自ら意見を発したわけではないが、チームメイトの声にしっかりと耳を傾けた。

「みんなが考えているって言うことが改めてわかった。このチームのこと、みんな大好きだし」

 23歳でチーム内では若手の部類だが、主力としての自覚も芽生えている。第3節の横浜FC戦をスコアレスドローで終えた際、「自分も攻撃のオプションにならないといけない」と言っていた。

 これまでブラジル人FWを中心とした攻撃がチームの軸となっていたが、今季は彼らの活躍が鳴りを潜める。「自分に預けておけばっていう気持ちにさせるような力をつけないといけない」と自らの課題を挙げていた。

 直近では植中がゴールに絡む場面も増えてきた。9日の川崎フロンターレ戦では終盤の2得点に絡み、16日の清水戦では1得点1アシストを記録した。確実に何かが変わっているように見える。

 ここ最近のパフォーマンスについて訊いたが、少し意外な返答だった。

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