「それだけじゃダメ」サンフレッチェ広島から決意の移籍
「昨年から今年にかけての意気込みは強かったし、『より結果にこだわっていこう』とシーズン前から思っていました。でも広島ではなかなかチャンスをもらえなかった。
正直、難しさはありましたし、移籍の決断も悩みましたけど、『何が一番成長につながるか』を考えた時に、やっぱり試合に出ることが一番だと。それでガンバに移籍したんです。その後、試合に絡めるようになりましたけど、それだけじゃダメ。もっと結果にこだわっていかなきゃいけないと思っています」
彼は6日の柏レイソル戦後にも神妙な面持ちで語っていたが、その後の公式戦でも数字がついてこない。もちろん今回の横浜FC戦含めて満田自身、打開策を探ろうと懸命に取り組んでいるし、ハードワークは凄まじいものがある。
横浜へ視察に訪れたサッカー日本代表の森保一監督も「満田は攻撃のアクセントとしてはいい起点になっていたし、守から攻のカウンターの部分では勢いを持って前へ出ていくという良さは出ていた」と前向きに評していたほどだ。
それでもトップ下である以上、ゴール・アシストという目に見える結果を残さない限り、満足もできないし、周囲からも評価されない。本人もその厳しい現実を誰よりもよく分かっている。