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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、センターバックを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
4位:マリウス・ホイブラーテン

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月23日
所属クラブ:浦和レッズ
能力値:81(攻撃力70、テクニック75、スピード80、パワー85、守備力95)
スペシャリティ(特殊能力):周囲に与える安心感
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身体能力の高さを生かした1対1の守備はJリーグ屈指で、安定感にも優れている。184cmというサイズに増して空中戦での強さが際立っている。
また、クロスやロングボールをクリアするだけでなく、セカンドボールを相手に拾わせないヘディングの技術も見逃せない要素だ。球際の勝負に強く、シュートブロックで死守するシーンも多い。
来日1年目だった2023シーズンは相棒だったアレクサンダー・ショルツ、GK西川周作と共にJリーグのベストイレブンに選ばれた。個人としてのパフォーマンスが高く評価された結果だろう。
しかし、昨年はショルツの移籍によりセンターバックの相棒が変わり、より守備面の統率力が求められる中で、リーダーシップが高まったことは間違いないだろう。特に今シーズンはブラジル人で新加入のダニーロ・ボザと組んでおり、英語とポルトガル語を交えてコミュニケーションを取っている。
そして、厳しい時間帯ほど体を張りながら、周囲に安心感を与える振る舞いが目に付く。ビルドアップはそれほど得意とは言えなかったが、意欲的に取り組んでいるためか、視野を広く確保して左右にボールを捌けるようになっていることも注目に値する。
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【了】