アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝全試合が終了し、ベスト4が出そろった。Jリーグ勢2チームを含むベスト8進出クラブの中で、総市場価値が最も高いのはどこか。今回は、ACLEベスト8クラブの最新市場価値ランキングを紹介する。(成績、市場価値は「transfermarkt」参照)
8位:光州FC(韓国)
【写真:Getty Images】
総市場価値:860万ユーロ(約13億7600万円)
最も市場価値の高い選手:ヤシル・アサニ(120万ユーロ/約1億9200万円)
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のベスト8で、チームの総市場価値が最も低いのは韓国の光州FCだ。直近の発表では860万ユーロ(約13億7600万円)となっている。
光州は最近まで韓国の1部と2部を行き来していたクラブで、2023シーズンに昇格1年目ながらKリーグ1で3位に入り、ACLE出場権を手にした。
チームの中心はアルバニア代表のヤシル・アサニで、2023年1月の加入直後から活躍。初年度は7得点3アシストを記録した。2024シーズンは負傷による長期離脱があったものの、ACLEでは圧倒的なパフォーマンスを披露している。リーグステージ初戦の横浜F・マリノス戦でのハットトリックを皮切りに、9試合で9得点1アシストと大暴れした。
今季のリーグ戦でもここまで9試合3得点と安定した活躍を見せており、加入当初55万ユーロ(約8800万円)だった市場価値は、現在120万ユーロ(約1億9200万円)まで上昇。チーム内では突出した評価額となっている。
光州はラウンド16でヴィッセル神戸と対戦。第1戦を0-2で落としながらも、ホームでの第2戦では延長戦に持ち込み逆転突破を果たした姿は記憶に新しい。
準々決勝では、ケタ違いの市場価値を誇るアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦。“ダークホース”として一波乱を期待されたが、0-7の大敗を喫し、戦力差を痛感させられた。