6位:川崎フロンターレ(日本)

【写真:Getty Images】
総市場価値:1528万ユーロ(約24億4480万円)
最も市場価値の高い選手:エリソン(220万ユーロ/約3億5200万円)
2024シーズンのJ1を8位で終え、2025シーズンは現在6位につけている川崎フロンターレ。同リーグ連覇経験もあるチームが、総市場価値1528万ユーロ(約24億4480万円)で、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ベスト8クラブ中6位にランクインした。
近年、Jリーグのトップを走ってきた川崎は、三笘薫や田中碧をはじめとする黄金期の主力選手たちの退団が相次ぎ、チームの市場価値も下降傾向にある。2024年2月時点の総市場価値は1848万ユーロ(約29億5680万円)だったが、約1年で大幅に下落した。
クラブで最も市場価値が高い選手はエリソンで、その市場価値は220万ユーロ(約3億5200万円)となっている。今シーズンはリーグ戦で3得点を記録し、ACLEでも今年に入って3得点を挙げるなど、攻撃の中心として期待がかかる。
続くのは、脇坂泰斗(140万ユーロ=約2億2400万円)、マルシーニョ、橘田健人(いずれも100万ユーロ=約1億6000万円)で大台超えを果たしている。
さらに、20歳のサッカー日本代表DF高井幸大は55万ユーロ(約8800万円)とまだ控えめな評価だが、将来的には市場価値の急上昇が見込まれる有望株だ。
西地区の強豪と比べて市場価値には差があるものの、川崎にはそれを乗り越えるだけの結束力と進化の余地がある。