3位:アル・アハリ(サウジアラビア)

【写真:Getty Images】
総市場価値:1億6993万ユーロ(約271億8880万円)
最も市場価値の高い選手:イヴァン・トニー(2800万ユーロ/約44億円)
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの中で、総市場価値ランキング3位に入ったのはサウジアラビアのアル・アハリだ。
サウジアラビアの古豪クラブであるアル・アハリは、2021/22シーズンに2部降格を経験したが、翌22/23シーズンに2部で優勝し、1部復帰を果たした。2023年夏にはロベルト・フィルミーノ(650万ユーロ=約10億400万円)、エドゥアール・メンディ(600万ユーロ=約9億6000万円)を迎え、さらなる積極補強を重ねて急速に力を付けた。
現在のチームで最も市場価値が高いのは、イングランド代表歴を持つFWイヴァン・トニーで2800万ユーロ(約44億円)。彼に加えて、今年1月にFCポルトから加入したブラジル代表のガレーノ(2700万ユーロ=約43億2000万円)、スペインの世代別代表を経験してきた22歳のガブリ・ベイガ(2300万ユーロ=約36億8000万円)など、2000万ユーロ超の選手が複数在籍している。
さらに、フランク・ケシエ、メリフ・デミラル、リヤド・マフレズといった世界的な有力選手に加え、サウジアラビア代表FWフィラース・アル=ブライカーン(500万ユーロ=約8億円)といった地元スターも名を連ね、戦力は充実している。
準々決勝ではタイのブリーラムと対戦し、3−0で勝利。順当にベスト4進出を決めた。