2位:アル・ナスル(サウジアラビア)

【写真:Getty Images】
総市場価値:1億7568万ユーロ(約281億880万円)
最も市場価値の高い選手:ジョン・デュラン(4000万ユーロ/約64億円)
サウジアラビアのアル・ナスルは、チームの総市場価値が1億7568万ユーロ(約281億880万円)で、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの中で2位につけている。
チーム最高額は、今年1月にイングランドのアストン・ヴィラから移籍金7700万ユーロ(約123億2000万円)で獲得したコロンビア代表のFWジョン・デュランで、市場価値4000万ユーロ(約64億円)だ。加入後、サウジプロリーグで10試合5得点、ACLEでも3試合で2得点と結果を残し、その評価を裏付けている。
クラブそのもの以上に注目を集めているのが、FWクリスティアーノ・ロナウドの存在だ。40歳となった今もなお、1200万ユーロ(約19億2000万円)の市場価値で、チームの顔として君臨中だ。
C・ロナウドよりも市場価値が高いのは、デュランのほかにモハメド・シマカン(2800万ユーロ=約44億8000万円)、アイメリック・ラポルテ、オタービオ(いずれも1800万ユーロ=約28億8000万円)で、決してワンマンチームではない。
さらに、かつてインテルで中盤を支えた元クロアチア代表マルセロ・ブロゾビッチ、リバプール時代に世界的な名声を得たサディオ・マネ、チェルシーからレンタル加入中のアンジェロなど、ピッチ上にはまさにスターがずらりと並ぶ。
26日の準々決勝では横浜F・マリノスと対戦し、C・ロナウド、マネ、そしてデュランの2得点で4-1の勝利を収め、その実力を存分に示した。