1位:アル・ヒラル(サウジアラビア)

【写真:Getty Images】
総市場価値:1億8000万ユーロ(約288億円)
最も市場価値の高い選手:ルベン・ネヴェス(2800万ユーロ/約44億8000万円)
サウジアラビアの強豪アル・ヒラルは、チーム総市場価値1億8000万ユーロ(約288億円)で、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)出場クラブの中で堂々の1位に輝いている。
ACL最多4度の優勝を誇るアル・ヒラルは、2023/24シーズンのサウジプロリーグでも王者に輝き、直近5シーズンで4度の優勝を記録している中東屈指の名門だ。今大会でも3シーズンぶりのアジア制覇を視野に入れた強力な布陣を整えている。
チームで最も市場価値が高いのは、ポルトガル代表MFルベン・ネヴェスで、2800万ユーロ(約44億8000万円)。さらに、アレクサンダル・ミトロヴィッチとマウコム(ともに2500万ユーロ=約40億円)、セルゲイ・ミリンコビッチ=サヴィッチとマルコス・レオナルド(ともに2000万ユーロ=約32億円)が続く。
さらにその下にはジョアン・カンセロ(1800万ユーロ=約28億8000万円)がおり、高額選手がずらりと並ぶ。カンセロ1人の市場価値だけで、Jリーグ勢を上回るほどの規模感だ。
加えて、かつてイタリアのナポリで大活躍したカリドゥ・クリバリや、サウジアラビア代表のサーレム・アッ=ドーサリー、モロッコ代表GKボノといった、年齢による影響で市場価値はやや下がったものの実力あるベテランも各ポジションにそろっている。
アル・ヒラルは今シーズンのACLEリーグステージを7勝1分けの無敗で首位通過し、ラウンド16ではパフタコール(ウズベキスタン)を下してベスト8進出。準々決勝では光州FC(韓国)に7−0で圧勝し、その圧倒的な力をまざまざと見せつけた。
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