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青木亮太は攻撃にスイッチを入れる。北海道コンサドーレ札幌は「そこにボールが行かなければ点は取れない」

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北海道コンサドーレ札幌 青木亮太

【写真:編集部】

北海道コンサドーレ札幌MF青木亮太がモンテディオ山形戦へ抱負

 北海道コンサドーレ札幌のMF青木亮太は2日、翌日3日に控えたモンテディオ山形戦に向けて前日練習を行い、取材に応じた。前々節のRB大宮アルディージャ戦は体調不良で欠場したが、前節のV・ファーレン長崎戦では途中出場ながら得点の起点になるなど、攻撃にアクセントを加えた。攻撃の中心選手として、いま思うこととはー。

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「攻撃のところが1番じゃないかなと僕は思います」

 言葉少なではあったが、チームの攻撃の中核を担う選手としての自覚が感じられた。今後の戦いにおいて、どこを改善していきたいかという筆者の問いに、青木はこう答えた。

 ここまで12節を終えて、札幌の総得点は12。攻撃的なスタイルを標榜してきたクラブにとっては、決して多いとは言えない数字だ。複数得点を挙げた試合はわずかに4試合だが、4試合とも負けてはいない。クリーンシートが1試合のみと、守備に不安を抱えている現状を考えれば、やはり攻撃での更なる活性化が求められる。

「自分自身得点とか、チーム的にもめちゃめちゃ点が取れてる感じではないですけども、やっぱり試合を通して安定したビルドアップとかができないと前にはいけないので、どんだけ前に強力な選手がいても、そこにボールが行かなければ、点は取れないと思う。後ろから基本的に始まることが多いので、しっかり前に運べたりってところは大事かなと僕は思います」とチームの現状をみつめたうえで、やるべきことに意識を向けている。

 青木は主に左サイドハーフでプレーし、今季9試合で1ゴール2アシスト。4月20日の藤枝MYFC戦では、チームを逆転勝利に導いた決勝ゴールのアシストをマークしている。この試合で岩政大樹監督から「一番は青木のボランチじゃないですか。戦術理解とかサッカー理解が非常に高い」と言わしめた。

「いつもサイドとかにいることが多いですけど、(ボランチのように)真ん中にいることによって、いろいろ声かけができたりとか、守備のところもバランスしっかり取らせたりとか、声かけできるところはあるという話もしましたし、そこがいろいろコントロールというか、動かせたりできた方が監督も『いいよね』って、少し話したときになった」とボランチでの起用について青木は述懐した。

 岩政監督の頭の中にあった、開幕してからボランチのところでゲームを作れないというジレンマ。5月6日まで続くタイトなGWの連戦により、メンバー選考も難しくなる。それでも青木にとっては「基本的にやることは自分の中ではそんなに変わらない。戦術も理解しながらゲームでは対戦相手も変わるので、対応していかなくちゃいけない」とどちらで起用されても指揮官の起用に応えるつもりだ。

「ゲームコントロールのところとか、なるべくしっかりバランスの取れた、守備も攻撃もといったところは求められてると思いますし、やっぱり良い時間帯をなるべく増やすことが大事だと思うので、そこは意識してやっていきたいなと思います」

(取材・文:編集部)

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【了】

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