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【写真：Getty Images】

2試合ぶり先発起用のアマドゥ・バカヨコが決勝点

　北海道コンサドーレ札幌は３日、明治安田J2リーグ第13節でモンテディオ山形とアウェイで対戦し、0-1で3試合ぶりの白星をあげた。決勝ゴールを決めたFWアマドゥ・バカヨコが試合後のフラッシュインタビューに応じ、戦う気持ちが勝利につながったと振り返った。

「すごくうれしいです。チームのために戦って、うまくいったのですごくうれしいです」

　バカヨコは、3試合ぶりのチームの勝利を素直に喜んだ。ホームでV・ファーレン長崎を迎えた前節は2点ビハインドから終盤に追いつき、引き分けに持ち込んだが、チームは16位と降格圏すれすれの位置で苦しい状況だった。

　1年でのJ1復帰を掲げる札幌にとっては、上位浮上のきっかけをつかむためにも、山形との試合は落とすわけにはいかなかった。

　2試合ぶりの先発起用で見事にゴールという結果を残したバカヨコ。スコアレスで終えた前半から、「監督の指示をしっかりやって、プラン通りにもっと思い切って、走って、全員でやり切りました」と後半で意識したことも功を奏したようだ。

　今季3ゴール目は、高い位置からMF近藤友喜がプレスをかけ、ボールを奪ったところから生まれた。「友喜がすごくがんばってくれて、ボールを奪って、良いパスを出してくれて、僕は体で守り切ってシュートを打つだけだったので、うまくいきました」と得点シーンを振り返った。

　GWの連戦最後はジュビロ磐田と中2日で対戦する。この勝利をさらなる上昇気流に持っていくためには、バカヨコのゴールが必要になってくるが、「僕らのファイティングスピリットで、思い切り順位を上げるためには、（長崎との）前の試合0-2から2-2に戦ったように、きょうの試合もみんなの戦う気持ちが強くて、それを続けることです」と6日のホームでの磐田戦でも戦う姿勢を貫く。

　
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