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【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌・岩政大樹監督が試合を振り返る
北海道コンサドーレ札幌は3日、明治安田J2リーグ第13節でモンテディオ山形とアウェイで対戦し、0-1で3試合ぶりの勝利をあげた。試合後に岩政大樹監督がフラッシュインタビューに応じ、チーム一丸となって戦い抜いた試合を振り返り、選手たちのさらなる成長を促した。
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試合終了の瞬間、岩政監督は喜びを全身で表現するかのようにガッツポーズした。それほど、この試合に勝利することがシーズンにおいても重要な意味を持つものだったのかもしれない。
「選手がたくましく戦ってくれたなと、こういう勝ち方は今年初と言っていいぐらいなので、こういう勝ちを拾っていくことが彼らをまた成長させると思います」と3試合ぶりの勝利に興奮を隠せなかった。
これまでリーグ戦12試合で先制点を挙げたのはわずか2試合のみ。さらに、クリーンシートは1試合だけだった。課題とする守備で立ち上がりに脆さをみせ、開幕から4連敗と就任1年目の岩政監督にとっては厳しい船出だった。
それでもチームは粘り強く、岩政監督がテーマとしている「地道に我慢強く戦う」を実践し、徐々に目指すサッカーが浸透してきていることも確かだ。
「チーム作りの序盤戦から、きょうから中盤戦に入りましたので、ここは勝負の中盤戦だよというところで選手たちと共有をして、その1発目だというところで、もう勝ち切らないといけない時期に入りましたので、選手たちはそれをまず1つ乗り越えたというところで良い勝ちだと思います」と苦しみながらも手応えも感じている。
この勝利で勝点を16とし、順位は12位に上がった。プレーオフ出場圏内の6位のチームとの勝点差は5。この試合で出た修正点、全員でつかんだ勝利を次につなげていく。
「立ち上がりのところ、(きょうは)風下というところもありましたが、不安定な戦いをしてしまったので、修正点はまだまだたくさんあると思います。まだまだ分析をしてやりたいですが、中2日ですぐ試合なので、相手(ジュビロ磐田)も強いですし、何よりホームでこの前引き分けましたので、サポーターの皆さんと勝ち切れるように頑張りたいと思っています」と6日に迫るジュビロ磐田との試合にすぐ気を引き締め直していた。
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