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4失点大敗の責任は岩政大樹監督に。北海道コンサドーレ札幌が14位転落「今年何度か起こってることが起こった」

text by 編集部 photo by Getty Images

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北海道コンサドーレ札幌 岩政大樹監督

【写真:Getty Images】

北海道コンサドーレ札幌・岩政大樹監督が試合を総括

 北海道コンサドーレ札幌は6日、明治安田J2リーグ第14節でジュビロ磐田とホームで対戦し、今季リーグ戦ワーストの4失点で完敗を喫した。試合後の会見で、岩政大樹監督は中2日での試合を振り返り、ゲームマネジメントの面も含めて、すべての責任は自分にあると語った。

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「見ての通り、サポーターの皆さんに申し訳ない試合をしてしまったなというふうに思っています」と3試合ぶりの黒星となったゲームについて、総評の第一声目は、非常に重たかった。
 
 開始1分、札幌は相手のロングボールから一気に背後をとられて失点を許してしまい、中々ボールを落ち着かせることができないまま試合を進めることとなってしまった。

「入りが悪かったというよりも大きなミスが出てしまったというところかなという気がします。選手たちは非常に良いモチベーションで入りましたし、雰囲気が悪かったとは思いませんが、結果的にそういうようなことが、また今年何度か起こってることが起こってしまった」と課題としていた立ち上がりでの失点という悪いときの札幌が顔をのぞかせた。
 
 さらに、その後25分までに失点を重ね、3点のビハインドを負う。自分たちの良いリズムで攻撃に転じることができなかった。「その後の時間が非常にもったいなかったなというふうに思っています。失点すること自体はどの試合でも起こりうることですが、0-3になるまでの時間の攻撃のところで狙った形を出せなかったというところに課題を持っていきたいなというふうに今は考えています」と守備面に加え、攻撃面でチャンスを作ることができなかったことを悔やんだ。

 また、4月25日から続いた過密日程のGW4連戦で札幌は半数以上がフル出場と台所事情が苦しかったのも否めないが、「ゲームマネジメントのところでも選手をどう使っていくか難しいところでしたけども、メンバーを選んだのは僕ですし、結果はすべて僕の責任かなというふうに思っています。連戦で代えてあげられない選手たちが最後まで歯を食いしばって戦ってる姿は非常に胸を打ちましたし、振り絞ってよく戦ってくれた」ときょうの敗戦は自分のせいであると自らに目を向けた。

 過密日程の連戦は終わったが、中4日ですぐにいわきFCとの対戦がアウェイで待っている。きょうの敗戦で順位は14位に下がり、J3自動降格圏のチームとの勝点差はわずかに3。中盤戦に入っていく中で勝点3をつかむことの重要性を選手たちに意識させてきた岩政監督だが、短い時間の中でどれだけ共有し、修正することができるのか、ひとつの分岐点になりそうだ。

(取材・文:編集部)

 
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【了】

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