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【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌は先制もPKで同点に追いつかれ白星ならず
明治安田J2リーグ第15節、いわきFC対北海道コンサドーレ札幌が11日にハワイアンズスタジアムいわきで行われた。いわきは前節、愛媛FCに引き分け5試合負けなしだが、降格圏すれすれの17位に位置している。一方の札幌は前節、ジュビロ磐田に2-4の完敗を喫し、14位に転落。いわきとの勝点差はわずか2の状態で敵地に乗り込んだ。
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いわきは、前節からのスタメン変更はなく、チームトップ4得点のFW谷村海那やMF山口大輝、DF遠藤凌らが先発。札幌は開幕戦以来の先発となったFWジョルディ・サンチェスやDF家泉怜依、11試合ぶりの先発となったGK菅野孝憲などがスタメンに名を連ねた。
リーグ戦では初対戦となった試合の立ち上がり。10分、札幌が自陣でビルドアップをしようとした際にミスでボールを奪われ、FW熊田直紀がシュートを放つが、菅野にセーブされる。対する札幌は11分、左サイドのDF中村桐耶のクロスにMF近藤友喜が折り返すが、GK早坂勇希に止められ、サンチェスには合わない。
序盤こそ、いわきにボールを保持される時間帯が多かった札幌だったが、左右にボールを散らし、サイド攻撃を展開。徐々に攻撃の形を作り始めると、34分。右サイドのMF田中克幸がファーサイドにクロスをあげる。ライン際ギリギリでサンチェスが頭で中へ折り返し、家泉が右足で合わせゴールネットを揺らす。家泉の今季4点目で札幌が先制点を奪った。
その後も札幌は、田中の縦パスに抜け出したサンチェスがGKをかわしてシュートを放つなど決定的なシーンを作り出すが追加点は奪えず、前半を0-1で折り返す。
後半に入ると、いわきが攻勢を強める。右サイドを起点に何度もクロスをあげ、札幌ゴールに迫っていく。
すると72分、MF高嶺朋樹がPA内に進入した谷村の足をかけてしまい、いわきがPKを獲得する。これを熊田がゴール左隅に沈めて、いわきが試合を振り出しに戻す。
両者、勝ち越しのゴールを狙うため、積極的に攻撃を仕掛けるが、中々ゴールラインを割ることができない。86分には、右サイドを突破したMF加瀬直輝がクロスをあげると、これを受けたMF石渡ネルソンがシュートを放つ。しかし、これはポストを直撃する。
両者最後まで攻め続けたが、得点には至らず、1-1の引き分けとなった。いわきは3戦連続の引き分け。札幌は2試合ぶりの白星とはならなかった。
【試合結果】
いわきFC 1–1 北海道コンサドーレ札幌
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