JリーグをDMM×DAZNホーダイでお得に観る

Jリーグ 最新ニュース

　サッカーの試合を盛り上げる上で、チャントは欠かせない。それぞれのサポーターが、それぞれの思いを込めて歌うものであり、当然ながらクラブによって色は全く違う。では、どのクラブのチャントが最も印象的なのか。今回は、「チャントが最高なJリーグクラブは？」という読者アンケートを実施。その集計結果をランキング形式で紹介する。※応援しているクラブ以外の投票に限定。投票率が同じ場合はリーグ戦の成績で順位づけ

10位：北海道コンサドーレ札幌

【写真：Getty Images】

投票率：3.9%
2025リーグ戦成績：6勝2分8敗（12位）

　ランキングの10位には、北海道コンサドーレ札幌が入った。

　北の広大な大地を揺るがすほど、力強く迫力のあるチャントが、コンサドーレの特徴と言えるだろう。とくに『We are Sapporo』や『スティング』は、その代表格と言ってもいい。クラブの本拠地である大和ハウス プレミストドームは、完全屋内型の施設であり、よりサポーターの声が響きやすい。それもまた、チャントの迫力や力強さが強調される大きな理由だ。

　コンサドーレサポーターによるチャントが響いたシーンのなかで最も印象深いのは、2019年のYBCルヴァンカップ決勝・川崎フロンターレ戦だろうか。埼玉スタジアム2002に轟いたその大声援は、まさに圧巻。試合には敗れたものの、今回のアンケートに「ルヴァン杯で響き渡った『スティング』が最高だった」と回答があるなど、コンサドーレサポーターが作り出した雰囲気は、多くの人の記憶に残るものだった。

　また、コンサドーレチャントの定番の中に『すすきのへ行こう』というものがある。勝利した試合の後、選手、そしてサポーター同士が肩を組みながら、共に歌うのが恒例だ。アンケート回答の中にも「『すすきのへ行こう』は最高だと思っています」という声が寄せられていた。

　しかし、ここ最近は勝利しても『すすきのへ行こう』はなかなか歌われていない。現在J2で12位と、昇格争いとは無縁のシーズンを過ごすチームへ、「こんなものでは歌えない」というサポーターからの力強いメッセージなのかもしれない。