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【写真:Getty Images】
北海道コンサドーレ札幌は終盤に追いつきドロー
明治安田J2リーグ第18節、ベガルタ仙台対北海道コンサドーレ札幌が31日にキューアンドエースタジアムみやぎで行われた。仙台は前節いわきFCに勝ち、3位に上昇。直近5試合で3勝1分1敗と好調を維持している。一方の札幌は前節サガン鳥栖に前半だけで2失点を許し、退場者も出すなど劣勢をはね返せず、敗れた状態で敵地に乗り込んだ。
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仙台は前節からスタメンを3人変更。4試合ぶりの先発となったDFマテウス・モラエスやDF奥山政幸、FW宮崎鴻らが先発に入った。札幌は今季初先発となったMF原康介や前節、今季初得点を挙げたFW中島大嘉、7試合ぶりの先発となったMF木戸柊摩などがスタメンに名を連ねた。
雨が強く降る難しいピッチコンディションの中はじまったゲームは序盤、攻守がめまぐるしく切り替わるが、互いに決定機を作り出すまではいかない。13分頃、雷雨のため試合は一時中断した。
およそ1時間20分の中断を経てゲームが再開すると、札幌は徐々にボールを保持し、攻めに転じていく。20分、MF高嶺朋樹が左サイドから正確なパスを前線へ送る。走り込んだ中島がシュートを放つが、GK林彰洋にセーブされてしまう。
対する仙台も果敢にチャンスを作り、44分には宮崎がPA前からシュートを放つ。しかし、ここはGK菅野孝憲に止められてしまう。
すると45分、MF郷家友太が右サイドの宮崎へパスを送り、そのままPA内に侵入。宮崎からの折り返しに右足で合わせ、郷家の2戦連続ゴールで仙台が先制に成功する。
前半はこのまま終了し、仙台が1-0とリードして折り返した。
後半開始から札幌は中島を下げ、FWアマドゥ・バカヨコを投入する。攻勢を強めたい札幌だが、中々シュートまで持っていくことができない。
それでも右サイドのMF近藤友喜を起点に徐々に押し上げをはかっていく。72分、近藤が右サイドをえぐり、PA中央へ折り返す。ボールをマイナスで受けたバカヨコが落とし、最後は途中出場のMF田中克幸が左足を振り抜くが、ゴールの枠を捉えることができない。
攻撃の時間帯を増やしていく札幌は、逆に仙台のカウンターを受けることもあったが、88分。札幌はCKを得ると、一度はクリアされるが、右サイドから攻撃を作り直し、田中がクロスをあげる。ファーサイドで途中出場のMF宮澤裕樹が頭で折り返し、バカヨコがヘディングシュートでゴールに沈めた。バカヨコのチームトップ5ゴール目で同点に追いつく。
その後、スコアは動くことはなく、試合終了。札幌が終盤で同点に追いつき、仙台と勝点1を分け合う形となった。
【試合結果】
ベガルタ仙台 1–1 北海道コンサドーレ札幌
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